
画像診断技術の発展に伴って、病態情報を的確に画像化できるようになり、治療効果の指標としてImaging Bio-Marker(IBM)が注目されています。IBMの利用は医薬品等の臨床試験における有効性評価のみならず、再生医療の臨床試験における効果評価等においても利用が加速してきています。
臨床試験におけるIBMの利用はあくまでも特定の患者集団を対象としており、日常診療(リアルワールド)における利用とは乖離があります。また、臨床試験では、日常診療ではまだ用いられていないような最新技術を利用する機会も増えてきていますが、少数例の臨床試験において利用するのみで、バイオマーカーとしての画像診断のバリデーション(妥当性検討)ができていないために、臨床試験が終了するとその技術が使われなくなってしまうこともあります。
このような技術を、個別の臨床試験で有効的に利用するだけでなく、製造販売後臨床試験や日常診療でも普遍的に利用できるように、IBMを活用していきたいという思いから一般社団法人イメージング・バイオマーカー標準化推進ネットワークを設立いたしました。臨床試験、日常診療のあらゆる場面で利用できる優れたIBMの活用促進に尽力してまいりますので、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
代表理事 鈴木 宏昌
役員
代表理事 理事長 | 鈴木 宏昌(株式会社マイクロン 取締役社長) |
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理事 | 松川 直樹 |
理事 | 岡本 武人 |
監事 | 金野 栄太郎(税理士法人のぞみ会計社 公認会計士・税理士) |